平成24年度決算概要

去る、7月12日に開催されました第98回組合会において、平成24年度健康保険収入支出決算が承認されましたので、その概要についてお知らせします。

単位(百万円)

収入予算 10,668 収入決算 10,496 差異 ▲172
支出予算 10,668 支出決算 9,956 差異 ▲712
  収支差引 540  
  繰入金除外後
収支差引
▲510  

平成24年度の健康保険の決算は、収支差引540百万円の黒字となりましたが、別途積立金を取崩しての繰入金1,050百万円を除外すると実質の収支は、510百万円の赤字決算となりました。

平成24年度決算グラフ

収入について

昨年10月に住友金属工業㈱と新日本製鐵㈱の経営統合による新日鐵住金健康保険組合への編入により、被保険者数が減少したことによる保険料収入が対予算315百万円減となり、その他高額医療交付金48百万円や高齢者医療納付金等に対する国からの助成金交付95百万円等の収入増を合わせると、収入予算10,668百万円に対し、決算10,496百万円で172百万円の減少となりました。

支出について

主に医療費の支払となる保険給付費については、前年度実績見込に対して2.9%の伸びを見込んだ予算としていましたが、初めて前年度を下回る0.6%減となり、5,392百万円の予算に対し312百万円の減少となりました。

また、高齢者医療制度への納付金・支援金の支出合計は4,534百万円で、保険料収入に占める割合は50%となり、医療費、納付金を合わせた支出割合は、保険料収入を上回り106%(9,614百万円)となっています。

保健事業につきましては、特定健診での任意継続者と被扶養者の受診率の低迷に加え、当組合脱退により予定していた特定保健指導が実施できなかったこと、疾病予防での人間ドック・インフルエンザ補助金を引き下げたことも影響して、保健事業予算183百万円に対し74百万円の減少となりました。

予備費300百万円も使用せずにすみましたことから、支出予算10,668百万円に対し、9,956百万円と、712百万円の減少となり、収支差引540百万円の黒字でありますが、支出超過額を補うために別途積立金を取崩し年度予算に繰入れた1,050百万円を差し引くと、実質は510百万円の赤字決算となりました。

介護保険について

当初、準備金からの繰入れは13百万円としておりましたが、健康保険と同様、被保険者数が減少したことによる収入不足を補うため、変更予算を組み繰入金を13百万円から51百万円に増額したことにより収支差引は、91千円で差異は殆どありませんでした。

低迷が続く経済情勢等を背景に、収入の減少が予想され、極めて厳しい財政状況となっており、先行きが見えない状況ではありますが、健保組合では、引き続き諸経費の節減・医療費の適正化に努め、疾病予防・健康づくり対策を推進してまいりますので、皆さまにも日頃から健康づくり、健康管理に取り組んでいただきたくお願い致します。今後ともご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成24年度保健事業実績と事業の概要

保健事業を積極的に活用して、病気の予防につとめ、健康で明るい家庭を築いてください。

項目 実施事業所数 平成24年度実績 事業の概要
本人
(実施率)
家族
(実施率)
金額
(1人当たり)
特定健康診査

指導事業
健康診査 57 8,919人
(89.8%)
1,421人
(26.1%)
11,746千円
(1,136円)
40歳以上の本人・家族を対象として健康診断を実施
保健指導 13 537人
(24.6%)
3人
(2.9%)
9,183千円
(17,006円)
健診後、保健指導対象者となった方に対して面談等の保健指導を実施



人間
ドック
54 4,170人
(32.5%)
529人
(7.6%)
53,902千円
(11,471円)
35歳以上の本人・家族を対象に年度1回限り10,000円を限度に実費補助
乳がん
検診
41 184人
(14.9%)
196人
(2.5%)
1,676千円
(4,411円)
30歳以上の女性本人・家族を対象に年度1回限り5,000円を限度に実費補助
子宮ガン
検診
50 145人
(11.7%)
756人
(9.8%)
2,281千円
(2,532円)
自己採取法による無料検診
(30歳以上の本人・家族を対象に実施)
肺ガン
検診
51 1,227人
(8.3%)
661人
(8.5%)
5,132千円
(2,718円)
大腸ガン
検診
54 1,379人
(9.3%)
885人
(11.3%)
4,057千円
(1,792円)
ピロリ菌
検診
54 1,198人
(8.1%)
734人
(9.4%)
4,068千円
(2,106円)
インフルエンザ予防接種補助金 58 5,076人
(28.0%)
4,664人
(22.9%)
11,777千円
(1,209円)
本人・家族を対象に年度1回限り1,000円を限度に実費補助(乳幼児から13歳までは、同ワクチン2回/年度)
平成25年度からの新規事業
  1. 禁煙治療費補助金
    被保険者の希望者を対象に、医療機関での禁煙外来治療プログラムでの禁煙成功者に対して補助金を支給
    年度1回に限り禁煙外来にかかった費用(自己負担額)の7割を実費補助
  2. メンタルサポート補助金
    各事業所主催でメンタルヘルスの研修会や講演会等を開催した場合、費用(補助規程あり)の半額を実費補助
  3. 宿泊施設利用補助金
    国内の宿泊施設に被保険者・被扶養者が宿泊した場合、年度1回に限り被保険者5,000円、被扶養者2,500円を限度に実費補助
  4. 前立腺がん検診(郵送式がん自己検診に追加項目)
    30歳以上の被保険者・被扶養者の希望者を対象に自己採集法によるがん検診
    従来からの子宮がん検診・大腸がん検診・肺がん検診・ピロリ菌検査に前立腺がん検診を追加
平成25年度からの制度改定
補助金上限額 改定後 改定前
①人間ドック利用補助金 30,000円 10,000円
②インフルエンザ予防接種補助金 3,000円 1,000円
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