平成23年度決算概要

去る、7月6日に開催されました第96回組合会において、平成23年度健康保険収入支出決算が承認されましたので、その概要についてお知らせします。

単位(百万円)

収入予算 10,694 収入決算 11,060 差異 366
支出予算 10,694 支出決算 10,251 差異 ▲443
  収支差引 809  
  繰入金除外後
収支差引
▲1,344  

平成23年度の一般保険の決算は、収支差引809百万の黒字となりましたが、別途積立金を取崩しての繰入金2,153百万円を除外すると実質の収支は、1,344百万円の赤字決算となりました。

平成23年度決算グラフ

収入について

保険料収入については、対前年度140百万円少ない8,290百万円の予算に対し、賞与額では減少したものの、例月の標準報酬月額が残業等により大幅に増加、保険料収入で128百万円の増となったこと、その他収入では国からの高齢者医療納付金に対する助成金の給付等により予算対比238百万増と、収入予算10,694百万円に対し、366百万円の増加となりました。

支出について

主に医療費の支払となる保険給付費の予算は、前年度実績見込みに対し3%の伸びを見込み5,317百万円の予算としていましたが、2.5%の伸びでとどまり対予算36百万円の減少となりました。しかし、保険料収入に占める割合は62.7%と依然高い比率となっております。

一方、高齢者医療制度への納付金・支援金の支出合計は4,511百万円となり保険料収入に占める割合は、53.6%(平成22年度46.2%)とさらに増加しました。医療費と納付金合計の支出割合は、保険料収入を上回る116.3%(9,791百万円)となっています。

保健事業につきましては、主に特定健診で任意継続者と被扶養者の受診率の低迷及び特定保健指導での36%の実施目標に対し、実績は17.9%だったことにより保健事業予算292百万円に対して78百万円の減少となりました。予備費300百万円を使用せずにすんだことも加え、支出予算10,694百万円に対して、10,251百万円の支出で、443百万円の減少となり、支出超過額を補うため、別途積立金2,153百万円を取崩し繰入れした結果、収支差引809百万円となりました。

介護保険について

一般保険と同様、賞与額が減少したものの、標準報酬月額が増加したことにより、収支差引16百万円の黒字決算となりました。

低迷が続く経済情勢等を背景に、収入の減少が予想され、極めて厳しい健保財政状況となっており、先行きが見えない状況ではありますが、健保組合では、引き続き諸経費の節減・医療費の適正化に努め、疾病予防・健康づくり対策を推進してまいりますので、皆さまにも日頃から健康づくり、健康管理に取り組んでいただきたくお願い致します。今後ともご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成23年度保健事業実績と事業の概要

保健事業を積極的に活用して、予防につとめ、健康で明るい家庭を築いてください。

項目 実施事業所数 平成23年度実績 事業の概要
本人
(実施率)
家族
(実施率)
金額
(1人当たり)
特定健康診査

指導事業
健康診査 61 9,580人
(90.2%)
1,656人
(28.0%)
12,690千円
(1,129円)
40歳以上の本人・家族を対象として健康診断を実施
保健指導 26 840人
(22.4%)
4人
(0.4%)
9,586千円
(11,358円)
健診後、保健指導対象者となった方に対して面談等の保健指導を実施



人間
ドック
53 4,638人
(34.8%)
705人
(9.6%)
123,883千円
(23,186円)
35歳以上の本人・家族を対象に年度1回限り25,000円を限度に実費補助
歯科
検診
43 1,122人
(6.0%)
3,468千円
(3,091円)
検診希望事業所の本人を対象に年度1回検診を実施
(平成24年度から廃止)
子宮ガン
検診
56 176人
(13.8%)
825人
(10.2%)
2,477千円
(2,475円)
自己採取法による検診
(30歳以上の本人・家族を対象に実施)
肺ガン
検診
57 1,370人
(8.7%)
714人
(8.7%)
5,572千円
(2,674円)
大腸ガン
検診
58 1,562人
(9.9%)
998人
(12.1%)
4,537千円
(1,772円)
ピロリ菌
検診
59 1,419人
(9.0%)
866人
(10.5%)
4,774千円
(2,089円)
インフルエンザ予防接種補助金 61 5,636人
(30.0%)
5,301人
(25.0%)
25,257千円
(2,309円)
本人・家族を対象に年度1回限り2,000円を限度に実費補助(乳幼児から13歳までは、同ワクチン2回/年度)
平成24年度からの新規事業

30歳以上の女性の本人・家族を対象に年度1回限り5,000円を限度に実費を支給する乳がん検診補助金制度を追加いたしましたので、ぜひご活用ください。

平成24年度からの制度改定
  1. 人間ドック利用補助金:35歳以上の本人・家族を対象に年度1回限り10,000円を限度に実費を支給
  2. インフルエンザ予防接種補助金:本人・家族を対象に年度1回限り1,000円を限度に実費を支給(乳幼児から13歳までは、同ワクチン2回/年度)
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